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剣技も魔法も中途半端 だからと勘当された少年、大精 [Imitation樹]

剣技も魔法も中途半端だからと勘当された少年、大精霊に見初められ最強のオールラウンダーとなる。(1)〜今さら帰ってこいと言われても、冒険者稼業が楽しいのでお断りします!〜[KADOKAWA]


大上誠人
2024年04月09日

なにをやっても中途半端な伯爵家嫡男、ヘリオス・アークライト。
彼はあまりに何の才能もないことに愛想を尽かされ、勘当処分を受けることになった。そして追い出されるようにして街に出た彼は、支度金として渡された銀貨も使い果たし、途方に暮れる。
すると、そんな時だ。

『一つだけ願いを叶えてあげようか!?』

聞こえたのは、嘘のようなそんな声。
ヘリオスは上の空なまま、答えるのだ。

「中途半端な自分は嫌だ。とにかく、強くなりたい」——と。

その瞬間に、少年の運命は大きく動き出す。
何故なら、その声の主の正体は妖精や精霊の頂点に君臨する【大精霊】だったのだから。いつの間にやら彼女——ミクリアに見初められていた彼は覚醒する。






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